明日香の風景…雑木林

雑木林です。

葉を落として、ふさふさした毛みたいに見えますね。

どんよりと曇った日は、いかにも枯れ木が殺伐として、よろしくありません。

こんな晴れた日は、青色とのコントラストがきれいですね。

里の雑木林は、多くは人工林です。

今はほとんど伐採され、針葉樹に変わりました。

明日香でも、こんな雑木林はほとんど見られません。

電気や石油のなかったころは、

薪にする燃料や、田畑の肥料にするため、必要だったようです。

その、人為的に作られた林が、

環境に非常に良いということが分かっています。

二酸化炭素炭素削減はもちろん、

落ち葉の養分は川を下り、

海にそそいで豊かな海の幸をもたらします。

また、根の保水率が針葉樹よりもよく、

地滑りが起きにくいそうです。

一方、針葉樹は、雨のしずくが地面を叩きやすく、

土に水がしみこまないので土が削られやすい。

花粉の被害も甚大。

針葉樹も、雑木も、同じ人工林なのに、

いったい何が違うのでしょう。

突き詰めて考えると、

結局、欲です。

雑木は、人々が日々の生活を支えるためのものでした。

柴をかり、枝を落として、

相当の労力を要し、利用してきたものと思われます。

それに対して針葉樹は、

その利用価値の大きさから、莫大な富をもたらしました。

山の神が、怒ったんですね。

迷信じみた事ではありません。

本当なんです。

自然は、人間の行き過ぎた欲を、

なぜか許そうとしません。

地球温暖化現象をはじめとする環境破壊。

不幸にして甚大な災害の現実。

ここから我々は多くのことを学びました。

小手先の対策では、

大自然の怒りは収まらないでしょう。

我々の欲が一線を越えているか越えていないかは、

われわれ自身で判断できることではありません。

大自然に教えてもらうことです。

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