瘀血(おけつ)の膝痛

膝の関節痛

57歳のご婦人。

「左膝が曲がらないんです。だから正座できないんです。
バレーボールが趣味なんですけど、痛みが出るのでできないんです。
大きな病院で診てもらうと、主治医の先生が、『今は何もできないけど、将来あなたは私を必要とするときが必ず来る』と言われたんです。
今痛いのを何とかしてほしいのに…」

筋肉・関節の問題は、肝の経絡である「厥陰肝経」が深いかかわりを持ちます。
まず肝の条達を良くして、筋肉・関節の流れを良くします。

「東洋医学の肝臓って何だろう」をご参考に。

その上で瘀血を取り除く。瘀血とは流れの悪い血のこと。痛みの大きな原因になります。関節が固まって動かなくなるのは、瘀血が関わることが多いです。

体を診ると、背骨を挟んだ左右のバランスが大きく崩れています。
体の右の気の流れ (流通機能) が滞っています。気滞ですね。
気滞から瘀血を生じ、瘀血がまた気滞を生じます。

そこで、右臨泣右合谷に鍼。
臨泣は体の左右のバランスを調整し、同時に瘀血を取り去ります。
合谷は全体の気の流れを良くし、臨泣の働きを助けます。

遠方の患者さんで、次の来院は1週間後でした。
「先生!膝、すごく楽なんです!」

その1週間後には
「正座できるようになりました」とのこと。

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