湯葉たべたい。

あー、湯葉たべたい。

湯葉買ってきてくれへん?

え? もう忘れた?

ほら、去年もらったやん、患者さんから。

そうそう、湯葉とちりめんじゃこに、山椒いれて炊いたやつ。

味付け? そんなもん適当でええねん。

醤油炊き得意やろ?

山椒はたくさんあるから。

とりあえず、湯葉を。

・・・・・・・・・・・・・・

ええもん、もらった? 何もらったん。

なんやねん。ニヤニヤと。

ええ!!!

湯葉!?

マジで!? ウソやろ!?

今年も、くれはったん?

ジャジャーン。

なんていえばいい。

渡りに船…。うん。

地獄で仏…。いやいや。

「ありがたい」

そう、有難い。

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でも、暑い時期に、なんでこれがおいしいんやろ。

大豆…脾臓を寛 (ひろ) げ、気を下げる。
ジャコ…体を温め、脾臓を補う。
山椒…脾臓を温め、水をさばく。
※脾臓=消化吸収栄養機能。

つまり、消化器が冷えてるんやな。

それを温めてくれる…と。

冷たいものの食べ過ぎ飲み過ぎもあるんやろうけど、

今年に限ってはそれだけではない。

6月20日頃の夏至を過ぎたら、普通は蒸し暑くなる。
でも今年はここから梅雨寒だった。
7月に入ると土用入りをも凌ぐ猛暑。
かと思えば、後半は9月を思わせるような朝晩の涼しさ。

これじゃ、体調を崩してあたりまえ。

もっと専門的に言うと、猛暑によってこもった体の熱は、
急な涼しさで冷まされるのではなく、格拒されて、
営血分という深いところに潜り込む。
潜り込んだ熱は、やがて折を見て出てくる。
そのとき、いろいろなややこしい症状となって現われる。
この、営血分の熱が暴れ出す前に治療で取る…。
それが主眼になる患者さんは少なくない。

営血分にこもった熱は、肝気の流暢さを損なう。
すると、無意識にイライラしてしまう。
それが横逆し、脾臓の運化を損ない、胃腸の冷えを生む…。

話が飛んだが、

盛夏に湯葉を食べる習慣は、 理にかなっている。

このおいしさが、なによりの証拠!

その日の晩御飯および、翌日の朝食で、無事完食。 (‘◇’) ゞ

・・・・・・・・・・・・・

お腹空いた。

あー。

湯葉たべたい。

やっぱり湯葉、買ってきて。

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