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新しい予防医学、漢方の歴史に学べ

「黄帝内経」という中国漢代の書物に、「未病を治す」という言葉が見られる。未(いま)だ病気ではないものを治療する、つまり予防医学のことである。病気になる前に、早期に原因を解決することの重要性は、時代と場所を問わない。 予防医学での最も大きな...
2021.01.18
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メタボ検診義務化によせて

私は漢方医学を専門として臨床に携わってきた。もともと漢方では生活習慣改善による予防医学が大きな柱であり、当然私のテーマもそれである。昨今、いわゆるメタボ検診の義務化など、生活習慣病がにわかにクローズアップされつつある。生活習慣病の本質とは何...
2020.11.22
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大自然の循環、健康に生かせ

漢方では、体を養ううえで大切な要素があるとする。それは季節である。季節とは、春夏秋冬のことだか、それに対応して「生・長・収・蔵」という言葉がある。春に生まれたエネルギーが、夏に拡大・成長し、それが秋には縮小・収束され、冬は蔵して静か...
2020.11.22
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冷たい飲食、無関心のままでよいのか

漢方医学では「形寒・飲冷は則ち肺を傷 (やぶ) る」という。端的に過ぎる表現はこの医学に独特である。 「形寒」とは寒い外気にさらされること、「飲冷」とは冷たいものを飲食することである。「肺」は呼吸や皮膚を健全に保つ能力を持ち、現代医学...
2020.11.22
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「日本の名医」に鍼灸師が選出?

「2016年版 国民のための名医ランキング −いざという時の頼れる医師ガイド全国名医276人厳選−」 という本に、医師以外の人が選ばれました。 藤本蓮風という鍼灸師です。 鍼灸師は、そもそも「医師」ではありません。 日本の法律でそうなっ...
2021.11.30
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ステロイドで迷ったら…東洋医学的見地から…

やめた方がいいのか、使った方がいいのか。いろんな意見が飛び交うステロイド。われわれは、これと、どう付き合っていくべきなのか。普段とは、少し違う角度から見てみましょう。まず、ステロイドが処方されることの多いアレルギー疾患から考えていきます。 ...
2021.01.15
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漢方技術を生かした診断方法の確立を

そもそも、健康とは、という問いに答えるのは難しい。たとえ病気でも今まさに回復に向かおうとしている状態もあれば、健康でもこれから病気に向かう直前の場合もある。これを、どちらのほうが健康であるとするのか。 人の一生には健康と病気という、繰...
2020.11.22
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「体」考…人はなぜ葬るのか…

 愛する人が死んでしまった。でも悲しんでばかりはいられない。残された家族には大切な仕事が待っている。とにかく死体を放っておくわけにはいかないのである。現代の技術なら、眠っているのと何ら変わらない状態で永久保存もできるだろう。それが火葬と同じ...
2020.11.22
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躁と鬱の観点から見えるもの

 調子に乗って無理をすると、すぐ風邪をひく。体が思うように動かない。そんなときはこう考える。このつらさのおかげで疲労が取れ、また元気に働けるようになるのだ。だが、どう思おうが思うまいが、風邪が治るまで寝ているしかない。そうこうするうち、また...
2020.11.22
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生活習慣病と地球環境問題

  一人ひとりが持っている心、これは東洋医学の大きな要素である。心身一如という観点に立つこの医学は、主観に古くから注目していた。主観とは、感じたり考えたり行動を起こしたりする自我のことであるが、これはそもそも脳の働きである。脳科学的...
2020.11.22
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